テレビとラジオの違い
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
SOSフクオカ 動画制作担当の岩谷です。
私は本来は、ラジオディレクターとして活動しておりますが、テレビディレクターの仕事もしております。
改めて自分の仕事を見返した時に、ふと感じたことをつらつらと書いていきますね。
テレビとラジオの違いってなんだと思いますか?
テレビは映像がある。
ラジオは映像がない。
これは、誰でもお分かりになることだと思います。
しかし、これだけではありません。
【テレビ】
映像がある分、見せ方の想像力が必要です。
スタッフが想像することで、視聴者は受け身の形でテレビを見ることができ、見せることで理解を深めることができるのがテレビです。
【ラジオ】
ラジオは、リスナーに想像してもらうメディアです。
もちろんスタッフも想像して作る分はテレビと同じですが、聴いている方と同じ物を想像し共有するメディアです。
また、ラジオはテレビよりも情報伝達が早いこともあり、災害FMなどが被災地で立ち上がるということが、その一例です。
さらに違いは、スタッフの数です。
みなさんが想像している放送局のイメージだと、テレビのスタッフのイメージが多いと思います。
テレビで裏側が出たりするので、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
ラジオは見せるメディアではないので、なかなかイメージがつかないと思います。
テレビは小さな番組でも、数十名のスタッフがいます。
ラジオは、本当に小さな番組であればひとりです。
YouTubeなどにアップしている方はひとりでされている方も多いと思います。
もちろん、私もそのひとりです。
私は、テレビのノウハウを使いながら、映像制作をしています。
そのとき、その内容によって製作者の人数も違うわけです。
しかし、絶対的にラジオよりテレビの方がたくさんのスタッフで作っています。
テレビやラジオを楽しんでらっしゃる方で、しゃべっている人たちだけで成立していると考えている方も多いですが、そんなことはありません。
表に出る人たちの裏側には、私のようなスタッフが数十名いることをイメージしながら、番組を楽しんでいただけると幸いです。