知らないとマズイ!保険の落とし穴4選!!(医療保険編)

あなたは保険のことがよく分かってないか、難しいと思っていますね?

知り合いに勧められたので何となく入った。
家族が保険を始めたのでお願いされて加入した。
仕事上のお付き合いでお任せで入った。
住宅ローンの相談をしたら家計の改善を保険で提案され切り替えた。

保険に加入する入口は実に様々な経路があります。
平成28年の時点で81.0%の世帯が生命保険に加入している(生命保険文化センター参照)現代ですが、そのうち自分が加入している保険の内容をきちんと把握されている方は何人いらっしゃるでしょうか?

恐らくなんとな~くは覚えていても「よく分からない」という答えがほとんどなのではないでしょうか?

今回は知らないと、あとあとあなたにとってデメリットになり得そうなことをいくつかご紹介したいと思います。

gakkuri
1.医療保険の落とし穴

医療保険は病気やケガの治療に伴う入院や手術等を保障してもらえる商品です。近年掛け捨ての医療保険で一生涯保険料が変わらないものが人気です。

1-1.「1入院○○日型」の穴

医療保険には「型」というものがありまして、各会社ごとに様々ですが、主に60日型、120日型、180日型、360日型、720日型などがあります。
沢山のお客さまの保険内容を確認させて頂いてきましたが、個人的には「60日型」の医療保険が最も多い印象です。

理由は簡単で、
①保険料が他の型と比べて一番安い
②今は短期入院がほとんどだから60日で十分

というような理由でしょう。

しかしこの、1入院「○○型」の1入院は単純に1回の入院という意味ではないので注意が必要です。
入院を2回したとしても、同じ病気か関連性のある病気での入院は、1回とみなす。」と約款に書いてあります。
この場合、2回目の入院とみなされるのは1回目の入院から180日経過後の入院となります。

あなたは約款読んだことありますか?
僕は仕事上読みますが、不動産や携帯など約款はなるべく読むようにしています。
なんでか?って?

「デメリットになるようなことが書かれていることが往々にしてあるから」です。

入退院を繰り返すような病気や、一回の入院が長い病気の場合、60日型の医療保険で安心できますか?
保険証券を見直して、あなたの医療保険は何日型か確認されてみてください。

1-2.「給付金」の穴

これは入院したり手術をしたときにもらえる保険金のことです。入院をした場合に保険金がおりるのは、原則、「治療を伴う入院のみ」です。

従って、検査入院をして退院して、何も異常が見つからなかったような場合は保険金はおりません。
また、出産に関しても、自然分娩は病気ではないので保険金はおりませんが、異常分娩(帝王切開など)は保険金支払の対象になります。もちろん女性疾病特約をつけなくても帝王切開は保障されます。

手術に関しては、歯の手術や、魚の目・タコをとる手術、レーシック、美容手術などは保険金がおりません。
数年前の医療保険は保険金支払の対象になる手術数が少ないものがあり扁桃腺の手術やボルトを抜く時の手術などで保険金がおりないという商品もあります。

これも保険証券をみて確認してみましょう。

1-3.「免責期間」の穴

これは今の医療保険には一部の商品を除き、ほとんどみられなくなっていますが、特に「随分前に加入したなぁ」という方にチェックして頂きたい項目です。
今の医療保険のほとんどは「日帰り入院でも保険金がもらえる」という内容になっていますが、以前の医療保険や現在の一部の商品には「入院して○○日間は保険金をだしません」という免責期間が設けられている商品があります。
また、「○○日以上の入院で初日分からもらえる」という紛らわしい商品も存在します。

同じ保険料払ってるなら初日からもらいたくないですか?

日帰り入院に対応していて、初日から保険金がもらえる商品がいいでしょう。
最新の医療保険は日帰り入院でも10日分の保険金がもらえるような商品も出ています。
是非、保険証券を見て確認してみてください。

1-4.「保険料免除」の穴

あなたは今の医療保険に、「所定の状態になってしまった場合に保険料が免除され保障は続く」という機能があることはご存知ですか?
一口に保険料免除といっても様々な内容があります。主な内容・ポイントは以下の4つです。

①がんによる免除
②急性心筋梗塞による免除
③脳卒中による免除
④身体障害による免除

①のがんによる免除は悪性新生物という「転移性のがん」に診断されたことによって免除されるという内容が多いです。
中には転移や再発の可能性が少ない上皮内新生物でも免除になる商品もあります。
一部の商品には「悪性黒色腫以外の皮膚がんは対象外」というものもありますので、注意が必要です。

②の急性心筋梗塞による免除は少し内容の古い医療保険です。以前は急性心筋梗塞で60日以上の労働制限を診断されないと免除にならなかったのですが、最新のものですと、急性心筋梗塞に限らず「心疾患」が対象になっている商品があるので、狭心症などでも免除になるケースがあります。

また、「60日の労働制限」要件も今では、「入院」したら免除や、「所定の手術」をしたら免除になるような商品も出ており、要件がどんどん緩くなっていて、お客さまにとって嬉しいことと思います。

③の脳卒中による免除も少し以前の医療保険や医療保険に強くない会社の商品に見られます。脳卒中も急性心筋梗塞と同じく60日以上、言語障害が残ったりしないと免除にならなかったのですが、今の良い商品は、「脳血管疾患」が対象ですので、脳動脈瘤などでも免除になるケースがあります。
ちなみに「脳卒中」とは「脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血」の3種類のみを指すので、この要件も緩くなっていて、お客さまにとって良いことだと思います。

「60日の言語障害や後遺障害」要件も、心疾患と同じく「入院」や「所定の手術」で免除になるような商品があります。

④の障害状態による免除は一昔前の商品にも付いている商品がありました。しかし、今の商品にもこの障害状態による免除のみで、上記①~③の三大疾病による免除が付いていない商品があるので注意しましょう。
また、障害状態による免除は180日以上、所定の障害状態にならないと免除されないケースがほとんどなので、該当しにくいでしょう。

これも保険証券に書いてあることが多いので確認してみたほうが良いと思います。

 

まとめ

今回ご紹介した医療保険の知らないとマズイ、保険の落とし穴は

①1入院の型
②給付金の給付内容
③免責(保険金がもらえない)期間
④保険料免除の要件

の4つでした。

これ以外にも気をつけなければならないポイントや知っていた方がいい情報が沢山あります。
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代表 長島 啓之

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