建築士の資格のお話

SOSフクオカ 設計事務所の赤樫です。

今回は建築士を目指す人が必ず取得しなければならない、超えなければならない、
建築士の資格のお話をしたいと思います。

設計する上で必要なものは?デザインセンスも必要ですが、一番必要なものは建築士の資格となります。
無資格で設計することは、無免許で公道を運転するのと同じですよね。

建築士の資格は3種類あり、木造建築士、2級建築士、1級建築士となります。2級は大学卒業後すぐ、1級は卒業後2年の実務経験を積めば受験資格が得られます。
大抵の方が実務経験を積み、いきなり1級建築士を目指します。1級建築士を取得することが出来れば、日本国内であればすべての建物を設計出来ることになります。凄いですよね!実際は経験が無いと事実上不可能ですが。。

一級建築士の合格率は10%と言われていますが、独学で合格するのは不可能と言っても良いくらい難しいです。ごくまれにサラッと合格される方はいますが。。
ほとんどの方が仕事しながら専門学校に通いますが、それでも合格するのは難しく大抵の方は何度も専門学校の学費を払い、合格するまで続けますf^_^;)

設計の仕事は夜遅くまでかかるので、18時まで会社で仕事して、19時から学校、22時に会社に戻って24時過ぎまで仕事するといった生活を続けないといけないので、かなりキツかった記憶があります。そういった意味では、周りの協力も必要となります。

ちなみに自分も5年かかりました。。。しかも意外に学費が高く、合格するまでにかなりの金額がかかります。ちなみに自分は〇百万かかかりました。。遊びに行くお金がほとんど無かったです。。時間も無かったので関係ないですが。。

今考えると、勉強の他に精神力、協調性、根性学も学べたように感じます。
苦労したからこそ胸を張れる資格であり、そういった意味でも設計する上で一番必要なものなのかもしれませんね。

 

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