設計事務所のセカンドオピニオン

設計事務所のセカンドオピニオンって、今まで聞いたことがないですよね。
実は、自分も聞いたことがありませんでした。。。(笑)

今回、SOSフクオカの仲間たちと一緒にやることになったのですが、よく考えてみると意外に需要があるように思えてきました。

完成した建物を、第三者の目でチェックする検査会社はよく聞きます。しかし品質に関しての意見はいいですが、出来てからの設計に対する意見については、自分は不要と考えます。
一つ一つの建物に建築士が思いを込めて携わっているはずです。その思い・意図を考えず、一方的に批判するのは自分はナンセンスだと思います。昔、ある方からこんな話を聞いたことがあります。相手の設計に対して批判ばかりする建築士は三流建築士だ。本物の建築士(一流の建築士)は相手を尊重して批判はしない、と。

自分が目指しているのは、建築前の設計段階でのセカンドオピニオンです。

一生に一度あるかないかの家の建築。依頼した建築士との間で、一番大事なのは何だと思いますか?自分は、お互いの信頼関係だと思います。言葉と図面でのやり取り、うまく伝わらないこともあると思います。すれ違いもあるのではないでしょうか。そんな時は是非相談に来てください。SOSフクオカのプロフェッショナルの皆で、そっと背中を押してあげます。

気を使って、伝えたいことを伝えられないでいませんか?そんな時は勇気を出して、きちんとお話してください。相手はプロフェッショナルの建築士です。思いを伝えれば、必ず一緒に検討してくれるはずです。

「建築は生き物」だという建築家がいます。施主と建築士が、よい関係で建物を引き渡すことが出来れば、後々建物にメンテナンスが必要となったとき、一緒に育てていくことが出来るはずです。

SOSフクオカの一級建築士として、そのような手助けができれば幸いです。

(R.E.D建築設計事務所:赤樫)

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