火災保険に関してのセカンドオピニオン

こんにちは、ファイナンシャルプランナー・火災保険アドバイザーの権藤 知弘と申します。
本日は普段なかなか話題にならない、けど大事な火災保険に関してお伝えします。

持ち家・賃貸を問わず火災保険に皆さんご加入されているかと思います。が、保障内容や契約期間はご存知でしょうか?

賃貸物件の場合は契約更新のタイミングで火災保険も更新されるケースがほとんどです。

持ち家の場合はどうでしょうか?

昨年秋に法律が改定され火災保険の契約期間は最長10年となりました。それまでは火災保険に関しては最長35年契約も可能であったため、ご自身の火災保険がいつまで有効なのかをご存知でないご家庭も多数見受けられます。補償内容に関しても契約して時間が経過して忘れておられるケースも。

ご自宅の火災保険、切れていませんか?

九州は土地柄として水災や台風による住居への被害が多いことが特徴です。

火災保険(建物)は火災だけではなく水害や台風、雪害・落雷などの災害で生じる建物への被害を補償する保険です。

建物への事故が発生した時に金銭的被害をなるべく小さくし、生活再建の助けになるのが火災保険(建物)の役目となります。ただし地震による被害は地震保険でしか補償されませんし地震保険は単独加入ができません。火災保険にプラスして加入する保険ですので要注意です。

さらに持ち家の場合、住宅ローン返済中に事故が発生すると二重ローンになる可能性が大いにあります。

①住宅ローンの返済期間がまだまだある

②貯蓄があまりない

③お子さんの教育費がこれから必要

④地震保険に未加入 (特に一戸建ての方)

上記に当てはまる方は是非ご自身の火災保険を確認されてください。

また①長期契約をしている②既に保険料を前払いしているという方で内容を見直し契約を変更すると「払った分がもったいない」という声がありますが、火災保険の場合は解約すると未経過期間の保険料は払い戻しされますのでご安心を。なお建物の保険は契約していても家財の保険は未加入というケースも散見されます。

それでは想像してください。

①火事が発生→消防署の活躍で無事に鎮火、めでたしめでたし

②大雨で床上浸水→やっと雨がやんで水も引いた、良かった!

どちらもふっと我に返ると水浸しの部屋。。。
テレビやパソコン、衣類や冷蔵庫・各種家財道具などは使えるでしょうか?家財道具を買い換えるとなると想像以上の金額が発生しそうです。

そんなときのための火災保険(家財)です。

「お子さんが部屋で遊んでて液晶テレビを倒して壊した」
「運動会でビデオカメラを落として壊れた」
上記のような不意の事故も火災保険(家財)でカバーできることがあります。

「必要なときに必要な金額が準備できるか?」が保険においては重要です。

テレビCMではなかなか聞かない「火災保険の確認・見直し」、実は、結構重要です。

FPサポートセンター 権藤でした。

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